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トライアスロンをライフワークとするYabyが綴るめしメニュー。たまにワンコもね。


by yyaby
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サムイ島 3日目

今日も朝からダイビング。

今日は昨日とは違って、1時間半程度船に乗っていくぐらいの近場。

Marine Parkという名前のポイントに行った。

今日は昨日より全然深くない。 12,3メートルくらい。
Leeの耳も問題なかったようだ。

透明度は昨日より良く、特に午後の2本目は良かった。

40センチくらいの白黒の海へびも見たし、海中の岩がトンネルみたいになってるところをくぐったりして、全体的におもしろかった。

-海から上がってきた男-
サムイ島 3日目_f0036409_1171764.jpg



今日はModがガイドではなく、Germanの若いあんちゃんFelixが私たちの担当だった。

Felixは2ヶ月前くらいにSamuiに来たそうだ。


ダイビングをしない人には、誰が主にインストラクターをしてるのか、って思うかもしれないが、世界の有名どころのダイビングスポットでは、ほとんどがヨーロピアン又はアメリカ人だ。
しかも白人のみ。
ヨーロピアンの方が断然多い。


彼ら(彼女ら)は、世界のいろいろなところを転々としながら、仕事をしている。

パラオだったり、次はメキシコだったり、そこが飽きればオーストラリアに移ったり。

どこかに定住することは無いようだ。

歳もそれなりにいってたりする人も多く、若者ばっかりというわけではない。

さっぱり俗世を見切って流れる人生を選ぶのは、彼らの思いっきりの良さだが、多分私には出来ないだろう。
やっぱりファミリーを持たないのは淋しすぎるし、何気に、Tax Returnどうしようか、とか気になってしまう。
昔はカッコよかったのではないかと思われるBritishのおっさんインストラクター(右)と愛想のないメシ炊きのねえちゃん(左)


じゃあ、どうやって仕事を見つけるのか。

昔一緒に仕事してた人の’つて’というのもあるだろうが、そんなのだけでは自分の行きたいところを転々とするのは難しいだろう。

エジプトのダイビングで解明できた。


ある一組のブラジル人のカップルが一緒のBoat Tripに行った。
彼らはその日、私同様そこでは最初のダイビングだったようだ。
ダイブマスターかインストラクターの資格があるらしく、適当にグループの様子を見ながら潜っていた。
数日後に彼らはショップの中で、下働きから始めていた。

というように、その土地へ行き、潜ってみて、ショップと交渉し、人が要るならそこで働き、住み始める、ってな感じだろうか。

まさに流れ者。 ふーてんの寅さんより大規模な流れ方だ。


さて、今日のガイドのFelixに話題を戻そう。
彼はまだ若い。
そして、昨日のアメリカ人ファミリーの娘と盛り上がりたい様子。
娘はライセンスを取るために今日は一人なので、父ちゃん母ちゃんはいない。

ボートの上のデッキで娘に質問する。
「アメリカではさぁ、フリーセックス事情ってどうなんだい?」

会話が耳に入ったLeeが、「おいおい、15歳の娘にそんな質問するとはハラスメントもいいとこだぜ。」と当人にこそ言わないが、呆れていた。

娘、やはり15歳、しかもリッチファミリーだからそんな下世話なネタにはついていけずに、恥ずかしげに、「I don't know...」と答えただけだった。

Felix君、相手の年齢はちゃんと確かめようね。


船乗りが港港に女を作るように、ダイブマスターもダイビングだけがそこでの暮らしではないようだ。



帰りの船で。

ひとりのガイドが遠くを見つめて、「いた!クジラ、クジラ!」


2頭のクジラが遠ーーーーーーくを並んで泳いでいた。

船がゆっくり近づいていった。
中ぐらいの大きさで、デジカメを持って来た頃には、もう姿がなかった。

それにしても恐ろしく目がいい男だった。


時間は逆行するが、朝焼けのビーチ
by yyaby | 2006-04-24 01:10 | おたのしみ