エジプト 1日目 カイロ -到着編-
2006年 05月 22日
バーレーンからは数時間でカイロに着いた。
エジプトではビザが要る。
といっても空港で申請する観光ビザだ。
15USDを窓口で払ってスタンプをもらうのだが、その窓口と思われる銀行が数軒並んでいて、それぞれで客引きをしている。
だから、知らない人はみんなビザの窓口なんて思わなくって、怪しい両替所として思ってないだろう。
入国審査は、日本人もいっぱいくるエジプトだから慣れたもんで、日本語で「スタンプ ナメテ パスポートニ ハッテ」と言う。
そして、入国審査のゲートを出た後にトイレに行く。
いるわいるわ、水道の水出して待ってたり紙をもって待ってたりするTIPせがみオバちゃん。
別にここでTIPをあげたくないわけじゃないけど、エジプシャンポンド(EP)をもってないので、あげようも無い。
無視してもいいんだけど、「どんなおカネでもいいからちょうだい、ちょうだい。」というので、バーレーンの空港で飲み物を買った時のお釣りでもあげた。
どうせ使いっこないし。
実はこの日のうちにシャルムシェーフという紅海に面したシナ半島の先端に行く予定になっている。
取ってあるフライトは10PM!
今の時間は2PM。
もしかしてそれより前のフライトが捕まえられるのではないかと思って、公衆電話を探すが、どこにも無い!
世界中から人がやってくるInternational Airportで、公衆電話ひとつも無い。
それどころか、建物もえらい古くて汚く、BaggageClaimの案内も公共交通機関のサインも、なーんにも無い。
そこにいるのは、本当なのか自称なのか分からないが、’政府認定’案内役のオヤジたち。
オヤジたちの仕事は、観光客のHelpというよりも、観光客を空港内のツーリストブースに連れて来る客引きみたいなもん。
というよりズバリ客引き。
分かってはいるが電話も無いんぢゃあどうしようもないので、寄って来るオヤジに「シャルム行きのエジプトエアーの早いフライトを捕まえたいんだけど。」と聞いた。
オヤジは空港の内線専用な電話でエジプトエアーに聞いてくれる。
「フライトは10PMの前は2:30PMしかないそうだよ。もう時間がないからダメだ。」
まあエジプトエアーだからそうかもな、と思った。
このエジプトエアーという航空会社、悪い噂はあっても良い噂はひとつもない。
まず一番ダメな点。 Internetで情報開示していない。 信じられないがフライトのスケジュールでさえしてない。
そんなだから勿論Internetでチケットを買うなんて事もできない。
次にダメな点、すごく高い。国内線を運行している唯一の航空会社なので独占状態。
一般的に外国人プライスを設けていて、すごーく高い。
その他のダメな点は、本数も少なくて、チケットも数ヶ月前でも売切れてしまう事。
こんなしょーがない航空会社を使わないといけないから、旅行会社にチケットを買ってもらわなければならなかったのだ。
エジプトという国、アラブな世界&興味深い観光地満載で、楽しかった思い出もいっぱいあるが、ここで先に悪いところを述べておこう。
エジプトは、”国をあげてのサギ師集団!”。
何でというと、わざとあらゆるシステムを分かりにくくしている。
そして、わざと旅行者が自分たちで旅行しにくいように工夫!している。
そこへつけこんで金儲けをしようとするのを、国をあげて行っているのだ。
この国際空港しかり、有名な観光地しかり、交通機関しかり(地下鉄はOKだった)、ホテルしかり、、、。
しかし、少しフォローをするならば、彼らは騙そうとしているつもりは全く無く、常に交渉の場が前提にあるのだ。
いやならNoと言えばいい。 だた自分たちでやろうとすると労力と時間がかかるのだ。
ちなみに彼らの押しは半端じゃなく強い。 マジでしつこい。 でもNOと言うか無視すれば別にどうってことはない。 きつくNO!といえばそれ以上はまず近寄ってこない。
きっと人を無碍に扱えない日本人にとっては結構難しいだろう。
エジプトをコケ下ろしてるが、一般的に貧しい国は大なり小なりそうかもしれない。
ペルーに行った時も国際空港は同じだった。
観光客に寄って来る人たちも似たようなもんだった。
旅行者からカネを出来るだけ巻き上げようというのが、彼らのビジネス。
そう、それはビジネスなのだ、彼らにとっては。
でも、それが彼らの日常なんだし、文句いったところでしょうがない。
逆に、そういう文化や常識の違いを身をもって体験する事も、一人旅のお楽しみのひとつなのだ。
いろんな点でおもしろかったエジプト。
これからの約2週間の旅がここから始まったのであった。
エジプトではビザが要る。
といっても空港で申請する観光ビザだ。
15USDを窓口で払ってスタンプをもらうのだが、その窓口と思われる銀行が数軒並んでいて、それぞれで客引きをしている。
だから、知らない人はみんなビザの窓口なんて思わなくって、怪しい両替所として思ってないだろう。
入国審査は、日本人もいっぱいくるエジプトだから慣れたもんで、日本語で「スタンプ ナメテ パスポートニ ハッテ」と言う。
そして、入国審査のゲートを出た後にトイレに行く。
いるわいるわ、水道の水出して待ってたり紙をもって待ってたりするTIPせがみオバちゃん。
別にここでTIPをあげたくないわけじゃないけど、エジプシャンポンド(EP)をもってないので、あげようも無い。
無視してもいいんだけど、「どんなおカネでもいいからちょうだい、ちょうだい。」というので、バーレーンの空港で飲み物を買った時のお釣りでもあげた。
どうせ使いっこないし。
実はこの日のうちにシャルムシェーフという紅海に面したシナ半島の先端に行く予定になっている。
取ってあるフライトは10PM!
今の時間は2PM。
もしかしてそれより前のフライトが捕まえられるのではないかと思って、公衆電話を探すが、どこにも無い!
世界中から人がやってくるInternational Airportで、公衆電話ひとつも無い。
それどころか、建物もえらい古くて汚く、BaggageClaimの案内も公共交通機関のサインも、なーんにも無い。
そこにいるのは、本当なのか自称なのか分からないが、’政府認定’案内役のオヤジたち。
オヤジたちの仕事は、観光客のHelpというよりも、観光客を空港内のツーリストブースに連れて来る客引きみたいなもん。
というよりズバリ客引き。
分かってはいるが電話も無いんぢゃあどうしようもないので、寄って来るオヤジに「シャルム行きのエジプトエアーの早いフライトを捕まえたいんだけど。」と聞いた。
オヤジは空港の内線専用な電話でエジプトエアーに聞いてくれる。
「フライトは10PMの前は2:30PMしかないそうだよ。もう時間がないからダメだ。」
まあエジプトエアーだからそうかもな、と思った。
このエジプトエアーという航空会社、悪い噂はあっても良い噂はひとつもない。
まず一番ダメな点。 Internetで情報開示していない。 信じられないがフライトのスケジュールでさえしてない。
そんなだから勿論Internetでチケットを買うなんて事もできない。
次にダメな点、すごく高い。国内線を運行している唯一の航空会社なので独占状態。
一般的に外国人プライスを設けていて、すごーく高い。
その他のダメな点は、本数も少なくて、チケットも数ヶ月前でも売切れてしまう事。
こんなしょーがない航空会社を使わないといけないから、旅行会社にチケットを買ってもらわなければならなかったのだ。
エジプトという国、アラブな世界&興味深い観光地満載で、楽しかった思い出もいっぱいあるが、ここで先に悪いところを述べておこう。
エジプトは、”国をあげてのサギ師集団!”。
何でというと、わざとあらゆるシステムを分かりにくくしている。
そして、わざと旅行者が自分たちで旅行しにくいように工夫!している。
そこへつけこんで金儲けをしようとするのを、国をあげて行っているのだ。
この国際空港しかり、有名な観光地しかり、交通機関しかり(地下鉄はOKだった)、ホテルしかり、、、。
しかし、少しフォローをするならば、彼らは騙そうとしているつもりは全く無く、常に交渉の場が前提にあるのだ。
いやならNoと言えばいい。 だた自分たちでやろうとすると労力と時間がかかるのだ。
ちなみに彼らの押しは半端じゃなく強い。 マジでしつこい。 でもNOと言うか無視すれば別にどうってことはない。 きつくNO!といえばそれ以上はまず近寄ってこない。
きっと人を無碍に扱えない日本人にとっては結構難しいだろう。
エジプトをコケ下ろしてるが、一般的に貧しい国は大なり小なりそうかもしれない。
ペルーに行った時も国際空港は同じだった。
観光客に寄って来る人たちも似たようなもんだった。
旅行者からカネを出来るだけ巻き上げようというのが、彼らのビジネス。
そう、それはビジネスなのだ、彼らにとっては。
でも、それが彼らの日常なんだし、文句いったところでしょうがない。
逆に、そういう文化や常識の違いを身をもって体験する事も、一人旅のお楽しみのひとつなのだ。
いろんな点でおもしろかったエジプト。
これからの約2週間の旅がここから始まったのであった。
by yyaby
| 2006-05-22 01:02
| おたのしみ